南大阪の魅力まとめ 歴史、観光、住む、緑と自然、名産品、ショッピング、お出かけ

阪神高速泉大津PA展望台から北方を望む(日中) 南大阪の紹介・はなし

南大阪は魅力がたっぷりです。ぜひ南大阪に訪れてほしい、住んでほしいと思ってこの記事を書いています。この記事での南大阪エリアは、一応、大阪府の大和川よりおおよそ南側を想定しています。旧国名では和泉(泉州)、河内の南にあたります。

注意:この記事の内容は行政の公式見解ではありません。

南大阪に訪れるー歴史

応仁陵の正面の鳥居

大阪南部は大阪府下でも特にあらゆる年代の遺跡、史跡があるところです。観光スポットは大量にあります。

神話、旧石器時代や縄文時代、古代の都と街道、古墳、灌漑と農地の開発、聖徳太子、河内源氏、楠木正成、南北朝のたたかい、中世の自治都市堺の繁栄、修験道、戦国時代、織田信長との戦い、キリシタン、女人高野、寺内町、江戸時代(近世)の大阪の繁栄、天体望遠鏡の製作、大和川付替えなどです。

錦織神社の美しい軒の下

世界遺産として有名な百舌鳥古市古墳群のように見渡す限りの大規模のものから、山の中や街中にぽつんとある小規模なものまで多様に史跡があります。有名だけど訪れる人の少ない穴場のような場所もあります。有名ではないけど歴史は深い―南大阪ではそのような史跡は少なくありません。

観光するなら、歴史史跡だけでも主なところを回るだけでも何日もかかるでしょう。

南大阪に訪れる―グルメ、食べ物

南大阪は食べ物でも多様で美味しいところです。まずは大阪湾と紀淡海峡の海の幸。新鮮で美味しいおさかなが食べられます。

タマネギの美味しい産地として淡路島が有名ですが、ここ南大阪泉州もタマネギの一大産地です。

大阪の地元野菜の水なすは南大阪泉州を中心に作られており、春から初夏にかけて浅漬けなどにして食べます。

主に南河内の山沿いや丘陵地ではぶどう畑とミカン畑が広がっています。地元のぶどうを原料にして河内ワインとして販売されています。ミカン狩りは大阪の人は一度は体験しているでしょう。

お酒では羽曳野市に全国的に有名な梅酒メーカーがあります。日本酒では八尾、藤井寺、河内長野、岸和田、貝塚、泉佐野、阪南に酒造会社があります。柏原市、羽曳野市にワインメーカーがあり、富田林に地ビールメーカーがあります。

南大阪に訪れるーレジャー、お出かけスポット

南大阪にはたくさんのレジャースポット、ショッピングスポット、お出かけスポットがあります。ここでは主なものを列挙するだけにします。

堺浜、大浜公園、ハーベストの丘、羽衣公園、二色浜、りんくう、阪南ビーチ、みさき公園、とっとパーク、大泉緑地、大山公園、玉手山遊園地、ミカン狩り、関西サイクルスポーツセンター、サバーファーム、ワールド牧場、ぶどう狩り、ミカン狩り、温泉、桜、つつじ、紅葉、すすき

などがあります。出来上がったばかりのスポットでは岸和田市の「WHATAWON(ワタワン)」があります。

お買い物スポットは近年続々と新ショッピングモールがオープンしています。

ハンズマン松原店の美しい店内

近年のオープンではイオンモール堺鉄砲町、イオン藤井寺、セブンパーク天美、ららぽーと堺、ららぽーと和泉、ビバモール、イオンタウン松原などです。大規模なショッピングモールではイオンモール北花田、岸和田カンカンベイサイドモール、りんくうプレミアムアウトレットがあります。長く親しまれているスポットとしては高島屋、パンジョ、フレスポしんかななどがあります。

各地に繁華街があり、買い物や飲食で楽しめます。南大阪最大の繁華街は堺東エリアです。

地域の商店街が残っており、いい風情が残されていて、街歩きも魅力です。

南大阪ではたらく 産業と仕事 industry and work

まるで学校の社会科のような見出しですが大事です。

西日本第一の経済力がある大阪の南半分ですから経済力はしっかりあります。

高石市高砂の工場の夜景

南大阪の海ぞい―大阪湾岸は臨海工業地帯です。堺市から高石市にかけて大阪一の石油コンビナートが立地しています。とても、夜景がきれいでドライブなどに最適です。臨海工業地域を中心に多くの工業、産業が集積しています。

先ほど、南大阪の食べ物系の名産物を紹介しました。食べ物以外の特産品では、伝統工芸的なものを紹介しますと、一つは堺の刃物です。

そしてもう一つは河内長野市のつまようじです。全国で圧倒的なシェアを誇ります。

内陸部では和泉市や富田林市などに大規模な工業団地があります。工業のみならず、仕事はたくさんありそうです。

大阪の半分のエリアをカバーする南大阪ですが、近年は北大阪に引き離され気味です。なんとか、南大阪に盛り上がってほしいものです。

南大阪に住む―緑と自然と街と文化が豊か

南大阪は大都市近郊にもかかわらず、緑と自然が豊かです。北大阪とくらべて開発が進んでいない分、良好な住環境となっています。田園地帯が広範に残っており、田畑のそばを通りながら通勤・通学するところも多くあります。

大阪府羽曳野市壷井付近の田園風景遠景

南大阪は大阪平野の中でも比較的、丘陵地域が多く、多くの里山が残されています。代表的なものですと信太山地域、泉北丘陵、羽曳野丘陵などです。もちろん、大小の古墳も緑を提供してくれています。

都会暮らしを続けながら生活の中に緑、自然が身近に欲しい人には格好の土地です。

金剛山、葛城山、二上山などの金剛山地。岩湧山、和泉葛城山などの和泉山脈などの山間部もあります。田舎暮らしにはピッタリです。都市部、都市近郊地域が近いので病院などの施設も比較的多く、便利です。

また、寺内町をはじめ、旧村(きゅうそん)地域が多く残っており、古民家や歴史的な建物などが多く残っています。旧村とは新興住宅地ではなく、昔からある集落が残っているところで、その多くは新しい住宅地(戦後の高度成長期以後の住宅地)の中に存在しており、地車祭りなど、地域の歴史文化の中心として存在しています。近所にそんなエリアがあるとほっこりしますね。

商店街も残っていて、地域のスーパーマーケットとともに日常のお買い物に便利です。

歴史と文化に囲まれて暮らす、緑も自然も豊かで、都会が至近で何かと便利、住環境にはうってつけです。

この記事の南大阪のエリア

この記事の中での南大阪は、一応、大阪府の大和川より南側です。旧国名では和泉(泉州)、南河内にあたります。大阪府の地域ブロック区分では南河内、泉北、泉南にあたります。

この記事の南大阪にあたる市町村名は以下の通りです。

  • 南河内地域 富田林市、河内長野市、松原市、羽曳野市、藤井寺市、大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村
  • 泉北地域 堺市、泉大津市、和泉市、高石市、忠岡町
  • 泉南地域 岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町
  • 柏原市(府の地域ブロック区分では中河内にあたるが、市の南半分は大和川より南側なので入れている)

ブログ全体では南大阪は大阪府の真ん中から南といった感じで漠然とした感じで扱っています。

ぜひ南大阪へ

魅力たっぷりの南大阪です。ぜひ、お越しください!!

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